こんにちは、このブログではSBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンド(愛称:サクっと米国総合債券)について紹介します。
このファンドは、米国の債券市場全体に連動する投資成果を目指す投資信託です。メリットとデメリットをまとめてみましたので、参考にしてください。
債券とは?
まず債券について説明します。
債券とは、国や企業などが資金を借り入れるために発行する有価証券です。以下のような特徴があります。
債権の特徴
- 一定の利子がもらえる
※一定利率をあらかじめ割り引き、額面金額より安い金額で発行し、額面額で償還されるタイプの債券や利子がゼロの「割引債:ゼロクーポン債」といったタイプもあります。 - 満期が定められており、満期となる償還日には、額面金額が投資家へ戻る
- 収益性は低め
SBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンドについて
SBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンドは、米国の投資適格の固定金利課税債券市場に連動する投資成果を目指す投資信託です。このファンドは、米国の債券市場全体を表すブルームバーグ米国総合債券インデックス(円換算ベース)をベンチマークとしています。このインデックスは、米国政府債券、政府機関債券、社債、住宅ローン担保証券などのさまざまな種類の債券を含んでおり、SBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・マザーファンドに投資することで、主としてETF(上場投資信託証券)に投資しています。
このファンドは、原則として為替ヘッジを行わないため、円安になると基準価額が上昇し、円高になると基準価額が下落する可能性があります。また、米国の金利水準や信用リスクなどにも影響を受けます。
このファンドの特徴やメリットは以下のとおりです:
ポイント
- 米国の債券市場は、世界最大の規模と流動性を誇ります。そのため、多様な債券の中から適切な投資対象を選ぶことができます。
- 米国の債券市場は、長期的に安定したリターンを提供しています。特に、投資適格の固定金利課税債券は、株式や不動産などの他の資産クラスと相関が低く、ポートフォリオの分散効果が期待できます。
- このファンドは、ブルームバーグ米国総合債券インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。このインデックスは、米国の投資適格の固定金利課税債券市場の動きを示す代表的な指標です。
- このファンドは、ETF(上場投資信託証券)に投資することで、インデックスに近いパフォーマンスを実現します。ETFは、インデックスに連動するように設計されており、低コストで効率的な運用が可能です。
- このファンドは、SBI証券で販売されており、信託報酬は0.0935%と非常に低いです。また、販売手数料や信託財産留保額もありません。そのため、手数料負担が少なく、長期的な保有に向いています。


デメリット
- 原則として為替ヘッジを行わないため、円高になると基準価額が下がる可能性がある。また、円安になると基準価額が上がる可能性があり分配金も減少する可能性があります。
- 米国の金利や信用リスクなどの影響を受けます。金利が上昇すると債券価格が下落し、基準価額が減少する可能性がある。また、発行者の信用力が低下すると債券価格が下落し、基準価額や分配金が減少する可能性があります。
- ETFに投資することでインデックスに近いパフォーマンスを目指しますが、必ずしもインデックスと同じリターンやリスクを得られるとは限りません。ETF自体も追跡誤差や流動性リスクなどの影響を受けます。
以上がSBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンド(愛称:サクっと米国総合債券)のメリットとデメリットです。このファンドは、米国の債券市場全体に連動する安定したリターンを目指す投資信託です。低コストで効率的な運用が可能で、長期的な保有に向いていますが為替や金利などの変動に注意する必要があります。
投資をするには?
このファンドに興味のある方は、SBI証券をおすすめします。SBI証券は、インターネット専業の証券会社で、手数料が安く、サービスも充実しています。SBI証券では、このファンドのほかにも多数の投資信託やETFを取り扱っており、自分に合った商品を選ぶことができます。また、SBI証券では、投資信託やETFの情報や分析ツールを提供しており、投資判断の参考にすることができます。
